30代に入ると仕事人としての道筋を考えはじめる人が多い。
あんなに輝いていたスポーツ選手が 次々と成績を落とし引退し始める。
どんなに頑張っていても才能に溢れていてもいつまでも同じ状態が続くわけではないと思い知らされる。
じゃあ自分はどうするのか?私は30の頃からで自分の所属劇団以外の外部のところで学んだり出演したりするようになり32で念願だった脚本・演出を叶えました。
これからこっちの方面でも表現したいと思ったのですが、34で司会者としての活動を始めました。
10代からやってきたアナウンスをもっと活かせるように。与えられた台本を上手に表現するだけでは、自分の言葉で話せない人間になりそうな不安があったからです。
司会でフリートークの難しさと楽しさを知ったし人の思いを媒介して別の人に届けるという役割りがあることを知りました。
30代からは表現者で行くか、媒介者になるか自分を見つめ直すときがきます。
会社でいうと、エキスパートで行くか、マネジメントの能力を発揮するかです。
ひとりでビジネスをする人なら、両方の役割を一人で担うことになります。
10代、20代はそんなことよりも、今やりたいことに全力投球していけば、きっと充実した30代につなげていくことができます。